前回の続きです(^o^)!
シュルク「何やってたんだろうな、僕は――。何のために生きてきたんだろう――。いや・・・違うか――。最初から・・・生きてなんていなかったんだよな――。最初から――。僕はザンザに――。僕の・・・僕のしてきたことは――」
アルヴィース「――無駄だったっていうのかい?それを決めるのは誰でもない、君自身なんだよ――」
ジャンクスでコロニー6に到着した一同。シュルクに寄り添うフィオルンは、ミゴールたちが作ったモナドレプリカをシュルクのそばに置きます。
フィオルン「マシーナの技術の粋を集めた武器なんだって。起きたら使ってね。そして・・・皆で生き残ろう」
ハイエンターとノポンからの避難民はコロニー6に収容したと言うオダマ。ザンザから逃れたいのに その身体である巨神からは離れなれないのは皮肉だ、とダンバンは言います。
オダマ「姫様。一つだけ確認したい。非難しているハイエンター、大丈夫なのか?」
メリア「確証は持てないが 恐らく大丈夫だと思う。生き残った者達は私同様、全てホムスとの混血だ」
もしその時が来たら遠慮は要らないと言うメリア。覚悟はできていると言います。
ライン「そんなことあるわけねぇ!でなけりゃ陛下やカリアンさんがメリアにハイエンターの未来を託した意味がねぇ」
きっちり否定してくれるライン(つД;)
しかし生き残るためにはテレシアと戦うしかなく、かなりの数のテレシアが元はハイエンターだろうと言うダンバン。メリアは、たとえ同胞を手にかけることになっても、わずかに残った者達を護ると言います。
そこへシュルクの様子を見てきたフィオルンがやってきて、命に別状はないと言いました。
フィオルン「シュルクの意識は暗く冷たい湖の底に沈んでしまったかのよう。いくら呼びかけても 何の反応もない―」
こんな時にテレシアが襲ってきたら・・・というジュジュに、その時はシュルク抜きでやるしかないとオダマは言います。
ライン「やるしかないよな。徹底的に抗ってやる」
すると話を聞いていたアルヴィースが、本当に抗う意味があるのかと問いかけてきました。
アルヴィース「僕達は巨神から、ザンザから発生した生命だ。それがザンザの意志で、テレシアによってその身体へ還ろうとしている。病気や寿命で普通に死んでも、その骸は巨神へと還る。どちらも同じこと。違うかい?」
ライン「ああ 大違いだぜ。何せ一方的にやられるんだからな。俺たちにだって生きる権利はある」
たとえ創造主だとうと、そこから生まれた命を好き勝手に奪っていい道理はないというダンバン。それは自分達の尺度でのものの考え方で、神には神の尺度があるのでは?とアルヴィースは続けます。黙って死ねばいいということかと問うラインに、それが神の定めた運命ならばと答えるアルヴィース。
ダンバン「運命を受け入れて座して死を待つ程、俺達は達観しちゃいない」
ライン「どこまでも抵抗してやるさ。たとえその結果、この命散ろうともな」
アルヴィース「ザンザにとっては結果は同じことだよ。それでも戦うのかい?」
ライン「ああ。大事なのは結果じゃない。抗おうとするその意志さ」
少し外の空気に当たってくると、ジャンクスを出るフィオルン。メリアはその後を追います。
この時メリア操作になるので、深夜0時頃(リナーダが休憩している時)にシュルクに話しかけてみよう。メリアの想いの内が聞けます!
フィオルンの姿を見つけるメリア。辛そうなフィオルンを心配します。
フィオルン「この身体――胸のパーツのエネルギーで動いてたんだけど、あれもモナドだったんだね。不思議な気分」
メリア「モナド?・・・そのモナド、ザンザに奪われたのではないか!では・・・どうなるのだその身体!」
フィオルン「しばらくは大丈夫。溜め込まれたエネルギーがまだ残ってるから」
メリア「しばらくって――」
肩を落とすメリア。フィオルンはメリアに背中を向けます。
フィオルン「メリア――もし私がいなくなったら、シュルクのこと――」
メリア「言うな!そんな言葉――。どう答えればよいというのだ――」
謝るフィオルンに、お前が謝ることではないというメリア。ありがとうとフィオルンは言い直します。
フィオルン「私ね――本当はもう死んでるんだ。機神兵に襲われた時――。だから、今は幸せなの。どんな身体でも生きていられるだけ。わずかな間かもしれないけど、シュルクの側にいられるんだから――」
メリア「そんなに――好きなのか?」
メリアに向き直すフィオルン。
フィオルン「――うん。だから 私は戦う。シュルクの力になるために」
フィオルンは、時がきたら自分で話すので、さっきの話は皆には内緒にして欲しいと言います。わかった、と了解し、コロニー6へ戻るフィオルンの背中を見つめるメリア。
メリア「これはかなわないな――」
メリアちゃん・・・!
すると突然、警報音が響き渡りました!急いでコロニー6に戻るメリアとフィオルン!
コロニー6に戻ると、大量のテレシアと共にディクソンの姿がありました!
ライン「生きていやがったのか――」
ディクソン「そうよ!うれしいか?あのハイエンターのあんちゃんは無駄死にだったってわけさ!」
ザンザに還りさえすれば、そのうち生まれ変わってまた会えるかもな、というディクソン。
テレシアに攻撃命令を出しました!
シュルク「僕が決める?」
アルヴィース「ザンザやメイナスは、自身の存続のために自らが生み出した生命を依代とし、新たな肉体を得なければならない。魂だけでは、永遠に存在することは出来ないんだ。そう――この世界の全ては、彼らが存続するために生み出されたもの。自らが生み出した存在であるが故、それらの思考や行動、未来の姿は彼らの手中にある。それが因果律であり、ビジョンなんだ」
ザンザの世界を存続させるために、ザンザの思惑通りに人は生き、そして死ぬというアルヴィース。
シュルクは、僕らの滅びは最初から決まっていて、僕らのしてきたことは全て無意味だったと言います。
アルヴィース「果たしてそうかな?君を依代とし、復活を果たしたのは彼の思惑通りだった。メイナスからモナドを奪い、世界の全てを意のままにする――これもそうだ。なのになぜ、今更ザンザは君達を滅ぼそうとする?そんなことをする必要がどこにある?」
シュルク「それはー―」
そうしなければ彼の存在そのものが危ういというアルヴィース。因果の流れの外にある存在が脅威だと言います。
アルヴィース「ザンザやメイナスが生み出した生命は、永き年月の果て、流れの外に出ようとしている。それは彼らの滅びを意味している。メイナスはそれを受け入れ、だからこそ託したんだ。この世界の未来を、君達に」
ビジョンによって本来死ぬはずだった人を救い、何度か因果律を書き換えてきたというアルヴィースですが、救えない命もあったとシュルクは言います。
アルヴィース「完璧なものなんて存在しやしない。そこから学び、新たな一歩を踏み出すことも出来る。ザンザのではなく、君達自身の足でね。モナドはその歩む先に待っているよ」
シュルク「定められた道を歩くつもりなら、こんなところまで来やしない。未来なんか見えなくても、わずかな可能性があるなら、僕は歩きたい。これからも、自分の足で」
その頃、ダンバンたちは、テレシアの大群に苦戦していました。
ダンバン「全てがザンザの思い描いた通り――。そうかもしれん。だが、そうならばこの心は・・・意志は、なぜザンザの思い通りになっていない!?どれほど大きな力で押し潰そうと――俺達の手で掴み取れる未来はあるはずだ!必ず!」
ディクソン「ねぇよ!そんな未来は!!」
攻撃を構えるテレシア!エーテルを発射しようとしたその瞬間!
ライン「シュルク!!」
ディクソン「小僧――生きてやがったかよ。撃て!消し飛ばせ!」
テレシアの攻撃を避けながら、次々と倒していくシュルク!
シュルク「すまない、皆。心配かけて」
フィオルン「シュルク――。おかえり」
シュルク「――ただいま」
夫婦か!
テレシアの攻撃を読んでいたシュルクは、モナドはないけど、未来が見えたと言います。
ディクソン「ちっ――面白くもねぇ。おいっ!いつまでそっちに居るんだよ。アルヴィース!」
ライン「アルヴィース!お前まさか!」
ザンザの使途であり、三聖の一人だというディクソン。
皆でアルヴィースを責め立てますが、それをシュルクが止めました。
シュルク「いいんだ。彼が何者であろうと、僕らの成すべきことは変わらない。そうだろう?アルヴィース」
アルヴィース「そう。その通りだ。君達は超えなくてはならない。その足で」
テレシアを送り込むアルヴィース!それを倒すと、抗う意志を見届けたとシュルクたちに告げました。
アルヴィース「そろそろ決めないかい?この世界が君達のものなのか、ザンザのものなのか」
テレシアの背中に乗り込むアルヴィースとディクソン!
ライン「どこへ行く!」
アルヴィース「わかっているよね?シュルク 君なら」
シュルク「ああ――。行くさ。必ず」
アルヴィース「待っているよ」
翌朝!ザンザは巨神の胎内にいるというシュルク。
ミゴールによると、エギルが放った最期の一撃で巨神胸部に穴が空き、そこから胎内に入れると言います。
ライン「よっしゃ!やってやろうじゃねーか!」
リキ「負けないも!家族のためにも 絶対負けないんだも!」
ダンバン「俺達の生き意地、神様にも見せ付けてやらないとな」
メリア「我が同胞の無念――私が晴らす!」
カルナ「全ての命を弄んだ罪、償わせてやりましょう!」
フィオルン「シュルク――!」
シュルク「ああ 行こう。機神胸部へ――。僕達の世界をザンザの呪縛から解放するために――!」
ジャンクスで巨神胸部へ到着したシュルクたち。胎内を進んでいると、ロウランが現れ、話しかけてきました!
ロウラン「ご覧ください――。巨神の心臓を――。ザンザ様の命の躍動を――!」
きもいよぉ。このフィールドいつ来てもきもい・・・。
見せたいものがあるので待っているというロウラン。巨神の心臓へ向かいます。
巨神の心臓へ到着した一同。中に入ると(中に入れます!)、テレシアを連れたロウランが待ち構えていました。
カルナ「ああ!あれは!」
ダンバン「カ カリアンか!?」
メリア「兄上!」
もう・・・やめたげてよぉ・・・。
ロウラン「叫んでも無駄よ?あの時は不覚を取ったけれど 今この者は完全にテレシアと化している。私のかわいい僕」
テレシアと化したカリアンにキスをするロウラン!
ロウラン「テレシアの言葉の意味って知ってるかしら?不浄な生命を刈り取る者って意味。そう、あなた方のようなね。ザンザ様にとって不要な存在。今この手で刈り取ってあげるわ!」
ここでロウランとのバトルです!強いよね~・・・苦戦したのだけ鮮明に覚えてる・・・笑。
ロウランを倒すと、テレシアが発光し辺りを光で包み込みました。
メリア「兄上――。兄上――なのですね。お会いしたかった――」
カリアン「私もだよ。メリア」
皆に謝らなくてはならないことがあるというメリア。皇女でありながら、不幸を招き寄せてしまったと言います。
カリアン「それは間違いだよ、メリア。我らの中にテレシア化の因子が、呪われた血が流れているのは逃れようのない さだめなんだ。だからこそ、父上はその血を薄めようと思われた」
メリアはハイエンターの希望であり、テレシア化することはないというカリアン。
カリアン「そなただけが、巨神が蘇った後も、ハイエンターの皇統を継いでいける。我らの苦しみを、止めることが出来る――。そのためならば、父上も、私も、喜んで礎となろうと、そう決意したんだよ」
メリア「兄上――」
カリアン「さあ この者は私に任せ、行くのだ。シュルク殿と共に――」
ロウラン「ああっ!私の身体が!永遠を授かったはずの、私の身体がぁっ!!」
カリアン「メリア――これで私も、父上の所へ行ける。これからお前は、望む通りに生きていきなさい。お前の望むままの生き方――。お前の決める未来こそが、ハイエンターの希望なのだから・・・」
カリアンの最期を見届けるメリア。
リキ「今――聞こえたも・・・。メリアちゃんの兄ちゃんの声が聞こえたも。ありがとうって言ってたも」
メリア「リキ――リキには聞こえたんだ――ありがとう――」
兄上・・・(;Д;)
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するとそこへディクソンが現れ、監獄塔への道を開いていきました。
シュルクたちは移転装置を使って監獄塔へ向かい、ディクソンの姿を見つけます。
ディクソン「俺は最初からザンザ様のために働いてきた。お前のことも、そのために鍛えてやってたんだぜ」
シュルク「はい――。力を与えてくれたこと、感謝してます。そのおかげで、僕は今 ここに立っている!」
ディクソン「言うじゃねぇか。小僧!」
変身するディクソン!ここでディクソンとのバトルが始まります!
倒れているシュルクに向かって攻撃を仕掛けるディクソン!その攻撃を、フィオルンが止めました。
フィオルン「あなたはなぜ戦うの?ザンザに力を貸して 何もかも滅んだ世界で―あなたはそんな世界が楽しいの!?」
ディクソン「ザンザなら、俺に戦う力と場所を与えてくれる。それが面白いのよ――!」
そんなことが理由なのかと言われ、それが真理だと答えるディクソン。
フィオルン「メイナスは 巨神界と機神界の全ての命が一緒に生きていける世界を望んでた。私は あなたを許さない!」
ディクソン「そうかい!だが何が出来るんだよ――その身体で!」
ディクソンに攻撃され、倒れるフィオルン!
ディクソン「知ってるぜ!その身体にはもうモナドがないってよ!もうじき動かなくなるんじゃねか?」
シュルク「まさか――!?」
フィオルン「平気だよ――最後の最後まで、シュルクと一緒に戦うんだから・・・」
ディクソン「じゃあ、ここがその最後の最後ってやつだな!」
そこへメリアがエーテル光線を発射!ディクソンを怯ませます。
メリア「立てフィオルン!シュルクと共に生きるのではなかったのか!こんな奴のために、無駄に命を削るなっ!」
カルナ「そうよ!欲しいものを手に入れるの!死んで護るなんてダメ!」
ライン「シュルク そろそろ本気出せ!俺は知ってるぜ。モナドがなくたって、お前はこんな奴より強いって!」
リキ「シュルクはいつも勇敢だったも!いつもの気持ち、思い出せだも!シュルクは本当の勇者だも!!」
ダンバン「そうだ――借りものの力などいらん!自分の力を信じろ!シュルク!」
シュルク「皆――」
フィオルン「シュルク――いこう シュルク。私達の力で――」
シュルク「そうだ――僕達は、皆から受け継いだ想いと、自分の力で――」
ディクソンに向かって歩き出すシュルクとフィオルン。
ディクソン「貴様ら――その力は!」
二人に向かって剣を振りかざすディクソン!二回目のバトルが始まります!
自分達の力で、ディクソンに攻撃を放つシュルクとフィオルン!
まだ 戦うのなら、と剣を振り上げます。
ディクソン「言ってくれるじゃねえか――。やめだ やめぇ!これ以上は割りにあわねえや。神の力は欲しかったが、殉教者になるつもりはないんでね。行けよ――命を賭けてまで足止めする義理はねえ」
そう言いながら変身を解くディクソン。ふざけるなというラインですが、僕達の目的はザンザだ、とシュルクが止めます。
ディクソンに背を向け、ザンザのもとへ向かうシュルクたち。その様子を見ながら、ディクソンは葉巻を吹かします。
ディクソン「俺の死ぬとこは見せてやらねぇ。お前は一生 俺より強くなったことに気付かず生きていけ――」
オセの塔で発見したシュルクを思い出すディクソン。
ディクソン「これが――羊飼いに憧れた羊の限界・・・だったか――」
フィオルン「シュルク あの傷――」
シュルク「・・・・・・」
・ ゼノブレイド ストーリー17「モナドはその歩む先に待っているよ」
・ ゼノブレイド ストーリー16「これが因果の流れだ!」
・ ゼノブレイド ストーリー15「また、手を取り合えるよね」
・ ゼノブレイド ストーリー14「約束、果たせたな――」
・ ゼノブレイド ストーリー13「こんなとこで、最初のキスかぁ――」
・ ゼノブレイド ストーリー12「お前の言葉――重かったよ。ここに 響いた」
・ ゼノブレイド ストーリー11「追ってこい。我らが機神界まで!」
・ ゼノブレイド ストーリー10「愛した者に、希望となって欲しかったのだ」
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・ ゼノブレイド ストーリー03 生フィオルン ファッションショー♪
・ ゼノブレイド ストーリー02「この街は、コロニー9は、私達が護る!」
・ ゼノブレイド ストーリー01「気持ちいいね 風」
しかしロウラン倒した後のカリアンは涙腺崩壊しました。しかもリキまで聞こえてた。あとツナマヨさん、コロニー6のlvどれくらいですか。こっちは自然と特殊以外はlv5て他はlv4です。
あのカリアンはやばいですよね!
たしかコンプしてます^^
シュルクとフィオルンがディクソンに向かう時アルマゲドン流したらどうなるんだろ。あと、闘技場クリアしちゃったんですけど、厨房行けますか。
わからない笑。むしろ教えて欲しい
やっぱソレアンとカリアンの亡くなり際はヤバイ。しかも『思いは内に』のおかげでバリ泣ける。オイラもこんなに泣いたのは、おおかみ子供の雨と雪以来だった。もうあの二人には追悼式を挙げたやりたい。あの二人の亡くなり際とおおかみ子供の雨と雪はヤバかったからな。後さ、ツナマヨさ~ん俺、今、蒼炎やってるんだけどさ、やっぱゼノブレイドと蒼炎は周回あるから面白いわ。希望になったから愛したのではない、愛した者に希望へとなって欲しかったからだ。(;つД`)
陛下、あなたの生き様を無駄にはしません。監獄島のイベントってスケールでかかったよな。
お返事遅れてすみません( TДT)
ソレアンとカリアンやばいですよね。。
ファイアーエムブレムプレイされてるんですね♪そのセリフ泣けますよね・・・(つД;)
たしかにあのイベントは壮大でした!!