前回の続きです(^o^)!
ディクソンに撃たれ、エギルの手の中に落ちるシュルク!ディクソンは自分の役目を果たしただけだと言います。
エギル「ザンザの――使途か」
ダンバン「ザンザの使途!?どういういことだエギル!?ディクソン!お前は!?」
ディクソン「説明する必要はねぇぜ。さぁ、両の眼に焼き付けな。ザンザ様復活の瞬間をなぁ!!」
ここのシュルクまじでガクガクしてて本気で怖かったわ(((;゚Д゚)))
シュルクの身体が光に包まれたかと思うと、その光を纏った人物がシュルクの中から現れました!
エギル「ザンザ――」
ザンザ「驚くことはない。世界の全ては因果の流れによって律せられている。そこに存在する全てのモノ同士、相互の関係によって、未来への流れは必然へと決定付けられる。それが我(モナド)がもたらすビジョンだ。そう――こうなることは必然。起こるべくして起きたことなのだよ。我がシュルクの内に宿った時から」
キターwwザンザ様~ww
巨神と機神の戦いで疲弊したエギルは、ハイエンターの始祖らによって、肉体は監獄島の檻に、魂はモナドと共にオセの塔に封じられたと話すメイナス。
ダンバン「あの遺跡にか!?だが それがなぜシュルクに?」
ディクソン「忘れたのかよ?あの遺跡を発見したのは誰だ?そん時に誰が居た?そして"生き残り"は誰だ?誰がその生き残りを連れ帰った?」
ダンバン「まさか――ディクソン、お前はその時からシュルクを――」
全ては今日この日のためだというディクソン。シュルクなんて奴は最初から居なかったと言います。
ザンザ「我の魂はモナドの内にあった。解放されることも因果律――。ビジョンでわかっていた。やがてその時は訪れ、そして――」
ディクソン「モナドを見つけ、解放した連中は目覚めたザンザ様に命を吸われ――くたばったってわけさ。そのシュルクも含めてな」
ライン「シュルクもその時死んだっていうのか?馬鹿言うな!シュルクは俺達と――!」
ザンザ「抜け殻だよ ただの。我がシュルクの命となっていたに過ぎない。真の目覚め。我がモナドを振るうに値する、新たな器が成熟するまでの間」
ディクソン「巨神の魂であるザンザ様といえど、活動のためには肉体が必要なのさ。そこのメイナスと同様にな」
なぜその器がシュルクなのかと問うメリア。目の前にシュルクが居たに過ぎず、モナドを振ることが出来れば誰でもよかったと言います。
ダンバン「ならば――ならばシュルクがモナドを使えたのは――」
カルナ「ビジョンで私達の窮地を救ってくれたのは――」
ディクソン「ザンザ様だからよ。因果の流れを見られるザンザ様が、怒るべくして起こる出来事に導いただけよ」
コロニー9が壊滅したのも、ソレアンやガドが死んだのも全てだというディクソン。これから起こることもだと言います。
ダンバン「何をするつもりだ!ディクソン!」
ディクソン「だからさぁ邪魔なんだよ、お前ら全て。この世界は元々ザンザ様が、巨神が創られた世界だ。それをその表面にポッと出てきたお前らが勝手し始めてよぉ」
ザンザ「我から生まれ出た生命は、全て我へと還らねばならない。我が存続するためには、一つの秩序ある形に戻さねばならない」
ディクソン「要するにだ。この世界の破壊と再生よ。よくある話だろ?」
まだまだ余裕あるザンザ様(笑。
ザンザ「手始めにまず、その最大の障害である機神メイナス。貴様からだ!」
動き出す巨神!エギルも機神を動かして巨神に対抗します!
エギル「待っていた――。この時を待っていたぞ!ザンザァ!!」
かっこいい~!え!もしかしてエギルってかっこいい!?気付かなかった!!笑
ヴァネア「兄様!やめて!その身体では!」
エギル「構わんさ。この身体朽ちようとも、せめてザンザだけは!ザンザある限り、我々にも巨神界の者達にも、平穏は訪れん!」
モナドを構えるザンザ!すると巨神の手にもモナドが現れ、機神の剣と頭を斬り砕いてしまいました!
ザンザ「全ての命は我より発生したもの。故に我のために生き、そして還れ!!」
モナドを振り上げるエギル!それをメイナスフィオルンが受け止めました!
エギル「貴様のモナド、遂に解放したか。すんなり死を受け止めるかと思ったぞ」
メイナス「今 ようやくわかりました。私達から生まれ出た子供達の未来は、彼ら自身のもの。創造主であったとしても、その芽を摘み取る権利などない。たとえ因果の流れがあなたの律した通りであったとしても、抗う尊さを捨て去ることは、愚かだということを!」
ザンザにモナドを突きつけるメイナスフィオルン!
メイナス「あなたがこの世界に存在する、あなた以外の存在を全て否定するというならば、私は戦いましょう。彼らのために!」
フィオルン「そうよ。皆の未来、消させはしない!!」
ここでメイナスフィオルンとエギルのタイマンバトルです!
メイナスフィオルンを壁に叩きつけ、モナドを押し付けるザンザ!
ザンザ「どうした?それで神を名乗るか?このザンザと世界を分かつ者なのか!?」
下を見ると、倒れたシュルクの姿が見えました。
ザンザ「なるほどな――。そんな残りカスがそれほど大事か?我が身から擦り出た垢の様な存在が!」
メイナス「それも一つの命です!それがわからないあなたに、神を名乗る資格はない!」
ザンザ「誰がそれを決める。決められる者はただ神のみ。神はこの世界に独りしかいらぬよ、メイナス!」
倒れているシュルクたちに向かって、攻撃を仕掛けるエギル!
ザンザ「本気でこいよ。こぬのなら・・・そこにいる垢共々消し去ってくれるわ!」
メイナス「ザンザーッ!!」
フィオルンの身体から抜け出るメイナス!その身を挺してエギルの攻撃を受けました。
メイナス「この世界は――あなた方のもの――。神など必要のない世界を――創ってください」
フィオルン「メイナスー!!」
光となって消えるメイナス。落ちてくるモナドを掴もうとするエギルですが、ザンザに奪われてしまいます。
ザンザ「これが因果の流れだ!」
メイナスのモナドを手に入れたエギルはその場を後にし、監獄島へ向かいました。
エギル「さぁ、始めようか。破壊の・・・そして再生の儀式を!」
光に包まれる帝都アカモート。住人達の身体に異変が起き始めました・・・。
崩れる機神の中で、ヴァネアはエギルに駆け寄ります。
エギル「すまんな――。私は――」
ヴァネア「わかっています――。初めから、わかっていたのです」
エギル「さぁ行くんだ。お前達には、まだやるべきことが残っている。希望は――まだ消えてはいない」
一緒に、と言うヴァネア。しかしエギルは、まだやるべきことが残っていると言います。
エギル「さぁ行け!シュルクの命はまだ尽きてはいない!最後の希望の灯火、消してはならない!」
機神から脱出するダンバンたち。ヴァネアも静かにその場を去ります。
ヴァネア『さよなら・・・兄様――』
ジャンクスで脱出したダンバンたちですが、それを見つけたザンザが巨神のモナドを振るってきました!その剣を、機神の腕で止めるエギル!
ザンザ「死にぞこないが――!」
エギル「そうさ――。だがなザンザ――。死に瀕してこそ、命は輝くものだ!」
その身を壊しながら巨神に立ち向かいますが、機神は巨神のモナドによって斬られてしまいます。
ザンザ「消え去れ!」
エギル「シュルク――二つの世界を――頼む――メイナス様――」
ジャンクスでは、ヴァネアたちがエギルの最期を見届けていました。
するとそこへ、テレシアの大群が押し寄せてきました!テレシアの背中に乗ったディクソンも現れます。
ダンバン「なぜだディクソン!何でお前はそんなになっちまったんだ!」
ディクソン「何でも何もねぇ。俺は元々こうなんだよ!てめぇらが生まれる遥か昔からなぁ!」
このドヤ顔ですよディクソンとテレシアww
ディクソン「エギルが言ってたろ?俺はザンザ様の使途。三聖のディクソン様よ!」
するとそこへハウレスに乗ったカリアンと、ハイエンターの部隊が現れました!
ディクソン「どこのどいつだ!邪魔だてする奴は!」
カリアン「無事か、メリア!」
メリア「兄上!」
兄上~!きちゃだめえええ!
いくらテレシアといえど遅れは取らないというカリアン。しかしディクソンは、自分達の運命を忘れていないか?と言います。
ディクソン「なぁ?ロウランよぉ!」
カリアン「な――!ロウランだと!?そなたも関係しているというのか、ロウラン!」
ロウラン「殿下、純なことは結構だけどね、それだけに滑稽なのよ。ホント御しやすかったわ。あなたもソレアンも」
カリアンたちに向かって、光を浴びせるロウラン!
ロウラン「それは巨神が破壊と再生のために放出したエーテルの粒子よ。どうなるんだっけね?これだけ濃度の高いエーテルにさらされたハイエンターは」
カリアン「ま まさか!お前は!」
ロウラン「目覚めなさい!私のかわいい僕達よ!」
するとハイエンターの部隊が、次々とテレシアの姿に変身していきました。
ロウラン「勘違いしないでよ。ハイエンターはこうなるために生まれてきたんだから。私のせいにされてもねぇ」
ディクソン「ハイエンターってのはな、巨神再生の際、邪魔な生命を刈り取るためにザンザ様が創られた種族なんだよ。その身体の内に、時がきたらテレシア化する因子を組み込まれてなぁ」
メリア「馬鹿な・・・そんなことが――」
なんということでしょう(´;ω;`)
カリアン「そうなのだメリア――。だからこそ、お前は我らの希望だったのだよ」
ディクソン「そうさ。ホムスと混じるとどういういわけかテレシア化しねぇんだよな、これが」
しかし、しないならしないで、テレシアで刈り取ればいいというディクソン。かわいいい妹をその手で刈り取れとカリアンに命令します!
メリア「兄上ーっ!!兄上!今助けます!だから奴らに負けないで!」
カリアン「メ――メリア――。すまないな――いつも お前に――重荷を背負わせて――」
メリア「何を言うのです!兄上!」
カリアン「だが――私とて、皇家に生まれた者――。お前の背負った宿命――肩代わりすることぐらいは出来る!」
光を発しながら、ロウランたちに向かっていくカリアン!
カリアン「メリアよ!父の望み、ハイエンターの未来、託したぞ!シュルク殿と共に!」
メリア「兄上ーっ!!」
メリアちゃん・・・兄上・・・(;Д;)(;Д;)(;Д;)
・ ゼノブレイド ストーリー17「モナドはその歩む先に待っているよ」
・ ゼノブレイド ストーリー16「これが因果の流れだ!」
・ ゼノブレイド ストーリー15「また、手を取り合えるよね」
・ ゼノブレイド ストーリー14「約束、果たせたな――」
・ ゼノブレイド ストーリー13「こんなとこで、最初のキスかぁ――」
・ ゼノブレイド ストーリー12「お前の言葉――重かったよ。ここに 響いた」
・ ゼノブレイド ストーリー11「追ってこい。我らが機神界まで!」
・ ゼノブレイド ストーリー10「愛した者に、希望となって欲しかったのだ」
・ ゼノブレイド ストーリー09「そなたこそはハイエンターを導く者――」
・ ゼノブレイド ストーリー08「今年の伝説の勇者に選ばれたリキだも!」
・ ゼノブレイド ストーリー07「先の非礼 許してもらいたい」
・ ゼノブレイド ストーリー06「お前達を壊し尽くすまで、私は戦う!」
・ ゼノブレイド ストーリー05「一秒でも早く迎えに来て」
・ ゼノブレイド ストーリー04「あの雲の向こうは 俺たちの敵、機神界だ」
・ ゼノブレイド ストーリー03 生フィオルン ファッションショー♪
・ ゼノブレイド ストーリー02「この街は、コロニー9は、私達が護る!」
・ ゼノブレイド ストーリー01「気持ちいいね 風」
ブログ休止中です<(_ _)>