前回の続きです(^o^)!
フィオルンの治療も終わり、機神界帝都へ行くことを決意したシュルク。リナーダから貰った鍵を使って、落ちた腕の人差し指の先から、機神界の足に上がります。
機神の内部、機神界フィールド!当然だけど機神兵がいっぱいいます!笑)リフトを起動させながら上を目指します。
機神界フィールドを登って、エギルがいる機神界帝都 アグニラータを目指すシュルクたち。すると突然、緑のフェイスが攻撃を仕掛けてきました!
緑のフェイス「よく避けたものだな。さすがはモナドの使い手!」
カルナ「この声は――!」
人が乗っているので、殺さずに戦うというシュルク。ここで緑のフェイスとバトルです!
奥にいる緑のフェイスがタレントアーツを連射してくるので、左右の壁に隠れながらじりじり近づいて緑のフェイスに攻撃します。壁際には機神兵もいるので注意!
緑のフェイスが崩れたのを見て、走り寄るカルナ。緑のフェイスに呼びかけます。
カルナ「ガド!ガドなんでしょ!?お願い答えて!姿を見せて!」
カルナ「ガド――。やっぱり・・・生きていてくれたんだ・・・」
ガド「モナドは破壊する。それがエギル様の望み」
なぜそんなことを言うのかと問うカルナ。ガドは、この世界は歪んでいると言います。
ガド「「歪みの元を断ち、本来あるべき姿に昇華させるのが私の務め。否――。世界の望み。今、断ち切ろう。その歪みを!」」
攻撃を構えるガド!
カルナ「ガド!止めて!!」
ライン「カルナ――!!」
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「――シュルク。シュルクよ。なぜ未来を変えたいと願う?なぜ神の意志に逆らおうとする?」
「なぜって、当たり前だよ。誰だって、嬉しくない未来は変えたいさ。それが神の意志だって、従いたくはない」
「そう――。ならばシュルク。君は君のモナドを見つけなくてはならない」
「僕の、モナド――?」
「そうはいかないよ。だって――君はもう いないんだから」
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ガドからの攻撃を受け、倒れこむ一同。しかし外傷はなく、全員無事でした。
すると、それはメイナスの力のおかげだろうと、一人のマシーナが現れ話しかけてきました!緑のフェイスについて、シュルクたちを抹殺するために差し向けられた者だろうと言います。
カルナ「嘘よ!ガドが私達を殺そうとするはずないわ!」
ヴァネア「あの者にホムスであった頃の記憶は、恐らくありません。今のフェイスは――巨神界の生物を殺戮する単なる兵器」
カルナ「そんな!!」
フェイスとは、ホムスの代謝に必要な臓器などを機神兵に直接組み込んだ兵器だというヴァネア。兵器として完成させるためには、記憶や感情は妨げとなると言います。
シュルク「なぜエギルは僕達を機神兵に?目的は何なんですか?」
ヴァネア「あなたの持つそのモナド。それに対抗するため」
モナドは巨神界の人族に対して効力を発揮せず、それゆえその生体を組み込むことで対抗しようとしました。
ヴァネア「ザンザの血に連なる者は斬れない。それが唯一の弱点。ですがその枷は、ザンザによって外された」
ダンバン「ザンザに連なる者?あの巨人は一体何者なんだ?」
ヴァネア「あなた方、ホムスの始祖。そして我が兄、エギルの友であり、最大の仇敵。機神界を滅ぼしたのは――ザンザなのです」
驚くシュルクたちに、言葉で説明するよりも、その目で見た方が早いというヴァネア。転移装置を使って、帝都アグニラータへ向かいます。
帝都アグニラータに到着したシュルクたち。街には誰もおらず、代わりに石化したテレシアの姿がありました。
ヴァネア「この石化したテレシアは 太古の戦いの際、この帝都を襲ったもの達のなれの果てです」
カルナ「なぜテレシアが、あなた方の街を襲ったの?大昔の戦いって、機神と巨神のものだけではなかったの?」
ヴァネア「その答えは あの中央に立つ塔、情報記録センターに」
こうやって情報を小出しにされると余計気になるよねww
帝都アグニラータの情報記録センターに到着したシュルクたち。
するとフィオルンがシステムを起動させ、巨神界と機神界の歴史を語り始めました。
「古の時代、この世界に巨神と機神が現れた時、私も誕生しました。巨神の魂と同じように――。私もまた、機神の魂としてこの世界に存在を許されたのです。私はこの機神界に、自らの子を誕生させ、この身体を得ました。彼らはマシーナと名乗り、機神界を命あふれる世界に変えていったのです――。そしてそれは、巨神界でも同じでした――」
「彼らは自分達の文明の産物を、巨神界の生命達にも惜しみなく分け与えていました。二つの世界は、共に発展していくかと思えたのです。そんな時、怖ろしい運命が彼らの頭上に舞い降りたのです。巨神は、光の剣を手に、マシーナ達を滅ぼそうとしました。私はマシーナを救おうと、巨神に――ザンザに、立ち向かいました」
シュルク「ザンザだって!?」
「ザンザも、私も、己の生命力を削りながら、戦いを続けたのです。しかし、ついに決着の時が訪れました」
シュルク「ザンザはこの時、監獄島に――」
「私が深手を与えた隙をついて、巨神界の生命がザンザを封印したのです。ですが私もまた、ザンザとの戦いで、生命力をひどく消耗していました。マシーナのわずかな生き残り達に、私は告げました。巨神は未だ滅んでいないこと。いつか、蘇るであろうことを――」
シュルク「僕が、この手でそれを・・・」
「そして私は、深く、長い眠りについたのです。来るべき、ザンザの復活に備えて――」
フィオルン「そうだったんだ――。あなたのやりたかったこと――。巨神と機神の戦いを、止めたかったんだね」
シュルク「フィオルン。そうか――。君の中にいたのは――」
ヴァネア「そう。自由に活動する身体を求めていたメイナス様のために、私が魂を移したのです」
なぜ自分なのかと尋ねるフィオルン。それはフィオルンが、モナドの後継者であるシュルクと近しい人物だったから、とヴァネアは答えました。
巨神が滅ぼした帝都を見て、シュルクはモナドの力と、それを自分に託したザンザのことを考えます。
ヴァネア「メイナス様は、かつてこう仰っていました。モナドは唯一無二のものではない。この世界に生きる者、一人一人が持っている光なのだと」
シュルク「光――?それは、どういう意味なんでしょうか?」
ヴァネア「どんなに辛い状況でも生き抜こうとする人の意思の力 命の光――。メイナス様は、あなた方にその光明を見出したのかもしれません」
エギルはメイナス神殿にいるというヴァネア。話し合う余地は残っていると思う、とシュルクは言いました。
転移装置を使って、メイナス神殿へやってきたシュルクたち。すると緑の機神兵が攻撃を仕掛けてきました!
カルナ「ガド!私がわからないの!?ガド!!」
ガド「砕け散れ!巨神界の生命!我らの怨嗟の叫びを聞きながら!」
シュルクたちを攻撃するガドですが、カルナに対しては攻撃の手がぶれているようです。そんなガドを見て、メイナスは自分がエギルの呪縛を解くと言いました。
身体から赤い光を放ち、緑のフェイスに浴びせるメイナス!
フィオルン「彼、もう――大丈夫」
カルナ「ガド!」
ガド「す、すまない・・・カルナ――俺は――」
カルナ「いいの――もういいのよ――。こうして戻ってきてくれただけで・・・」
エギルの支配下にいた時、わかったことがあるというガド。
エギルは悲しみの連鎖を断ち切りたいと願っており、その先に新しい世界が訪れるはずだと信じていたと言います。
ガド「だが、その目的はいつしか変わってしまった。奴は単なる――復讐者だ!行け!行くんだカルナ。二度と俺達のような人間を生み出しちゃいけない・・・」
カルナ「すぐ・・・戻ってくるからね。それまで・・・ごめんなさい」
ガドのもとを離れるシュルクたち。するとラインがガドに向き直り、喉が渇いているだろうと水筒を渡しました。
ライン「死ぬんじゃねぇぞ?エギルをぶっ飛ばしたら、その身体看てやるからよ」
ガド「ホムスのお前がか?とても医者には見えんがな」
ライン「腕のいい医者知ってるんだ。マシーナのだけどな」
ガド「ああ。待ってるよ。・・・おい、お前・・・名前は?」
ライン「ラインだ」
ガド「そうか。ライン――。カルナを頼む――」
あああああ(;Д;)
その頃メイナス神殿では、ヴァネアがエギルを止めようと説得を試みていました。
エギル「モナドの輝きに焼かれた者達の怨念。それは永遠に癒えることはない」
ヴァネア「死んだ者の仇討ちより、生きている者の方が――いえエギル!私はあなたに生きていて欲しいの」
エギル「この耳に残る同胞達の苦悶の呻き――。これを消すまで、それ以外の言葉は聞こえぬ」
そこへやってくるシュルクたち!シュルクは、自分は戦いにきた訳ではく、この国の歴史を知り、エギルが巨神と戦う気持ちはわかったと思う、と言いました。
シュルク「だけどなぜ、機神兵に巨神界に生きる者達を襲わせるんだ!」
巨神界に生きる者に恨みも憎しみもなく、ただ巨神打倒のために力を削いでいるというエギル。
エギル「巨神界の全ての生命は、巨神がおのれのエサとして育て上げたものよ!」
シュルク「え――!?」
ホムスやマシーナの身体の基にもなっている万物の根源元素エーテルについて、エーテルとは力であり、お前達はその力の源だとエギルは言います。
エギル「巨神から生まれた生命はやがて死に、その骸は巨神へと還る。我が機神とは異なり、巨神はその還った生命の持つエーテルを糧として存在しているのだ。やがて目覚めの瞬間には、より大量の命を必要とするであろう!」
シュルク「じゃあ 巨神界に攻め込んだのは、巨神の力を弱めるため――」
同胞の仇を討つため、己の全てをかけてきたというエギル!ここでエギルとのバトルが始まります!
シュルクにモナドを突きつけられたエギルは、お前も同じか?とヴァネアに問いました。ヴァネアは生存の権利を捨てることになっても運命なら受け入れるといい、それは里の者達も同じだと言います。
エギル「生き残ったわずかな同胞ですら、私を裏切ったか。面白い!」
ヴァネア「違うわ!里の者達も、私も――戦いを止めたかっただけ!エギル、あなたと平穏で安らかな日々を送りたかった――だたそれだけなのよ――」
エギル「世迷言を――。巨神滅せずして、我らに平穏は訪れん!」
エギルは金色の機神兵、ヤルダパオトに乗り込みました!
エギル「さあ 滅ぶがよい。シュルク――いや、ザンザよ!」
攻撃を構えるエギル!するとシュルクとエギルの間にフィオルンが割り込み、辺りを赤い光で包み込みました!
エギル「思い違いであればどんなに良かったか。身を挺してまで私の願いに異を唱えるのですか、メイナス様!」
フィオルン「「メイナスも里の人達も、皆 あなたを愛していた。だからこそ共に生きていたいと願っていた」」
エギルは、メイナスが再び目覚め、光に満ちた世界を創り上げる日を待っていたと言います。なのに自分や、死んでいった同胞を裏切るのかと言うエギル!
エギル「聞こえぬ――。もう何も聞こえぬ――。所詮神と人とは相容れぬ存在なのだ!メイナス!」
フィオルン・メイナス「「エギル――!」」
機神に取り込まれるエギル!異変を感じたシュルクたちは、急いで帝都の外へと走り出します!
その途中で、足を止めるカルナ!ガドの姿がありません。
カルナ「ガドが・・・ガドがいないのよ!」
ライン「今は自分のことだけ考えろ!」
カルナ「いやよ!ガドはどこ!ガド!」
カルナの腕を掴み、頬を叩くライン!
ライン「しっかりしろ!ガドだってホムスの戦士だ。あいつはあいつに出来ることをするためにここを離れたに違いない!だろ!?」
カルナ「ライン――」
ライン「よし!行くぞ!」
あああかっこいいいい!!ライン~~!!なんでこんなにかっこいいのおおおお!11!
カルナを連れて走るライン!帝都の中央にある柱が光り出し、シュルクたちに向かって光線を発射してきました!
光から身を護ろうと伏せるシュルクたち!そこへ緑のフェイスが現れます。
カルナ「ガド!」
ガド「間に合って良かった――。約束、果たせたな――。生きろよ。カルナ――」
一秒でも早く迎えに来て、と言っていたカルナの言葉がずっと心残りだったのかな・・・ガド(つД;)
この命を懸けたガドの叫びによって、メイナスが完全に復活します。
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機神が動き出し、宙に投げ出されてしまうシュルクたち。そこへ、ミゴールの乗ったジャンクスが現れました!
シュルク「ここは?」
ミゴール「ひょひょひょ!間一髪間に合ったようだな」
ミゴールの隣には、シュルクたちの危機を察知したアルヴィースの姿もありました。
リナーダ「その人が、あなた方が危ないって教えてくれたのよ。よかったわ。間に合って」
飛行ポッドで駆けつけたディクソンも合流し、ひとまずマシーナの隠れ里へ戻ります。
マシーナの隠れ里に戻ったシュルクたちは、エギルを止められなかったことをミゴールに報告します。
機神界が動き出したので連合軍のことを心配するシュルクですが、機神が動き出す可能性を伝えてきたので、賢明な殿下なら被害は最小限に抑えているだろうとアルヴィースが言いました。
メイナス「機神は私と一体となるべき存在。それをエギルは巨神から吸い出したエーテルエネルギーで、無理矢理動かそうとしています。エーテルエネルギーが機神に完全に馴染むまで、今しばらくかかるでしょう」
機神の要である制御中枢さえ破壊すれば機神は止まるというヴァネア。中枢の入口までは、このジャンクスで飛べるようです。
ライン「なら急ごうぜ。ガドの弔い合戦だ」
カルナ「ええ!ガドの想いは私と共にある。もう二度と、退きはしないわ」
準備が整い次第、機神中枢へ向かうことにしたシュルクたち!飛行準備に取り掛かるので、出発する時はミゴールに伝えてほしいとヴァネアが言いました。
中央工廠に出発するまでの間、空を見上げると機神が動いているのがわかります!ガウル平原など他の場所からも動いて見えるので、色々行ってみると面白いかも!
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